「牛乳神話」を検証する

子育て中の栄養素として牛乳が良い。

よって親子ともに牛乳を沢山飲みなさい。

という、牛乳に強く依存する『牛乳神話』というべき考え方が子育ての現場にはあります。

今回は、そんな『牛乳神話』の不自然さと、過度に牛乳を摂取するリスクについて、検証していきたいと思います。

 

基本的な話しとして、牛乳はそもそも『牛の赤ちゃんのための飲み物』です。

『嗜好品』として割りきって、たまに摂取するなら牛乳も美味しくて良いと思いますが、人間の成長のための必須要件のような考え方で、小さい時から牛乳を過度に飲むような習慣をつけてしまうと、効果よりも弊害の方が多くなってしまいます。

『牛』ですらも大きくなれば、牛乳を飲まなくなり、牧草などの他のもので栄養を摂るのです。

 

発がんの可能性

牛乳には「IGF-1」という物質が含まれています。

これは本来、仔牛が成長する時に必要となる成分・細胞を増殖させる効果があります。

つまり、この物質がホルモンのような働きをし、結果、仔牛は大きくなっていきます。
これは、人間にも同じように作用します。
一見すると成長のため素晴らしい成分に思えるが、弊害もあります。

細胞の増殖が不自然に促されることによって、がん細胞が生まれる原因になります(身体の中の増えなくて良いものまで増やしてしまうと言うことです。)

日本人に比べ、中国人は牛乳を飲む習慣があまりありません。

そのため、発がんの確率が低いとも言われています。
〈男性〉前立腺がん、精巣がん
〈女性〉乳がん、卵巣がん、子宮体部がん

乳糖不耐性

牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロしたり、下痢をしたりする人も多いと思います。

ひどい人は吐き気があったりします。

欧米人に比べ、日本人などの黄色人種には元々乳糖を分解・吸収する「ラクターゼ」という酵素を十分に持っていないので、こういった症状がでる場合があります。

母乳・粉ミルクと牛乳の違い

牛乳は牛の母乳なのに対して、粉ミルクは人の母乳に近づけた成分で作られています。

幼少期は母乳や粉ミルクだけで充分に成長できます。

さらに、母乳には含まれていない「βーラクトグロプリン」が牛乳には10%ほど含まれており、この成分は産まれたての赤ちゃんでは消化吸収が出来ず、アレルギー反応を起こしてしまう可能性があります。

牛乳の種類

牛乳=搾りたての牛乳を殺菌したもの

成分無調整=牛乳の製造工程で成分を調整(加えたり、除いたり)していないもの

乳飲料=生乳20~25%に対して、果汁やコーヒーなど加えたもの

成分調整牛乳=乳脂肪や水分の一部を除去し、濃度を調整したもの

低脂肪乳=成分調整牛乳の部類ですが、さらに乳脂肪を減らしたもの

牛はなぜ、ずっと乳がでるのか?

誕生→育成→妊娠→出産→搾乳(10か月)の「妊娠→出産→搾乳」を繰り返します。

そして、商業用の牛にはこのサイクルを円滑に回転させるため、成長ホルモンや抗生物質などの大量の化学物質を与えています。

ということは、間接的ではありますが、そういった体に必要のないものまで知らず知らずのうちに取り入れてしまっています。

もちろん、そうでない商業用の牛もいますが、値段の問題などからも、なかなか食卓に並べるのは難しいのが実情です。

日本人が習慣として「牛乳を飲む」ようになったのは明治時代。以降、徐々に普及し、本格的に飲まれるようになったのは、アメリカからの知識や技術が入ってきた戦後からです。

牛乳の普及に伴い、それまでもともと日本人には少なかった、骨粗しょう症や、アレルギー体質などが増えてきました。

寝る前に牛乳を飲むと虫歯になる?

これも、本当で牛乳にも糖分が含まれています。糖分は虫歯菌の大好物なので、寝る直前に飲むと虫歯のリスクが高まってしまいます。

牛乳貧血

乳幼児期から幼児期にかけて牛乳を大量摂取することにより「鉄欠乏性貧血」と「低たんぱく血症」が生じるといわれています。

多量のカルシウムが摂られることで、鉄分や亜鉛などの摂取が阻害されます。それにより、鉄分・亜鉛不足となり貧血の症状が出てしまうようです。

飲ませる場合は1歳以降…少量ずつ
理想は、離乳食が完了した1歳半以降です。
1日の量は100~200ml(毎日1㍑は飲み過ぎです)

牛乳はアトピーを起こす最大のアレルギーの一つです

日本でアトピーや花粉症の患者が急増した第1の原因は学校給食の牛乳にあります。

せめて、幼稚園や学校以外での牛乳の摂取は控えて下さい。

食べ物だと満腹感が出て控えることができますが「飲み物」だと過剰摂取になりがちです。

牛乳をお茶代わり、水分補給の代わりにしないで下さい。

そして、母乳で育てているお母さんが牛乳を飲んだ場合も赤ちゃんに反応しアレルギーが起こるケースもありますので妊娠中の方、母乳をあげているお母さんも乳腺炎の原因になりますので、牛乳を飲み過ぎないようにしましょう。

天才laboからのメッセージ

牛乳は、栄養価の高い「健康の象徴」のように思われがちですが、飲み過ぎは体に悪影響を及ぼしてしまいます。

一番の問題は「飲み物」ということです。

欧米人は腸が短く、日本人は腸が長い。

欧米人は牛乳でカルシュウムが摂取できますが、日本人には難しいのです。

つまりカルシュウムの観点で「牛乳神話」があるのなら、やはり疑問ですね。

カルシュウムの量ではなく、吸収率の問題なのです。

日本人は海藻類や小魚などでカルシュウムを摂取する方が、吸収率は高いですね。

ですが料理に使うとか、コーヒーに混ぜるなど常識の範囲の量であれば、おいしい食材の一つだと思いますが、妊婦さんや子供に「牛乳を飲みなさい」は「牛乳は飲み物」なので大量に摂取してしまい弊害がでる可能性が高いと思います。

特に母乳時期のお母さんが牛乳を大量に摂取してしまうと、乳腺炎の原因になりますので飲み過ぎないようにしましょう。

では、ヨーグルトやチーズはどうなのか?

ヨーグルトやチーズは「食べ物」なので大量に摂取しにくいので問題ないと思います。

学校給食に牛乳が出されるようになった以降、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状も増えたと言われています。

「牛乳神話」が唱えられて数十年過ぎ、牛乳を大量に摂取してきた日本人に、それまで起きなかった体の変化が、いろいろ出てきています。

一番はじめにもお伝えしましたが、「牛乳は本来、牛の赤ちゃんの飲み物」です。

それを踏まえて、牛乳とつきあっていっていただきたいと思います。