テレビを消して子供の言葉と知能を育てよう

テレビ

 日本小児科医会や小児科学会は警告を発しています。

テレビ、DVD、スマホを見せておくと子どもはおとなしいし、いろいろなことを覚えるので「テレビ、DVD、スマホは子どもには、とてもいいもの。知識の大きな源になる。」

と思っているお母さまも多いのではないでしょうか。

レビ、DVD、DVD教材、スマホなどを毎日長時間見せて子育てをしていると子ども達の言葉の発達がうまくいかなくなってしまいます。

言葉の発達が遅れると知能の発達も遅れてしまいます。

テレビは情報を一方的に送っているだけで反応がないのが問題!

一方通行な情報ばかりを受け取っていると、人とのコミュニケーション能力が劣ります。

情緒や対人関係の発達をも阻みます。

テレビからの音は「死んだ会話

親子の会話は「生きた会話」です。

「子どもとのおしゃべりが短ければ短いほど、その子の言語発達が遅れる」と言われています。

視聴時間が1時間延びるごとに7歳になった時、「注意欠陥障害」が起こる可能性が10%上がるというデータもあります。

どんなに良い教育番組を見せても言葉の勉強にはなりません。

テレビは言葉を生むように見えているかもしれませんが、むしろ「死んだ会話」を聞かされているのです。

さらに、WHOでは2011年に携帯電話を発癌性を持つ「危険有害物質」に指定しました。

ロサンゼルスの神経学の専門家であるKeith Black博士によれば「携帯電話は食べ物の代わりに脳を電子レンジに入れているようなもの」なのだそうです。

特に、ガラケーよりもスマホ・タブレットのほうが電磁波が強く、大人の脳よりも電磁波の熱を吸収しやすい赤ちゃんの頭蓋骨や皮膚には危険な代物だと言っても過言ではありません。

 テレビの見過ぎ 8つの悪影響

言葉の発達を阻害する

映像などの機械の音を受動的に受け入れているだけでは子どもの脳を素通りしていくため、言語能力は発達していきません。

親や周囲と会話をしてコミュニケーションをとることが必要です。

 

「考える」ことが苦手になる

幼児期の脳(思考回路)が造られていく時期に、一方通行の会話をたくさんしていると「考える」ことが苦手な子になる恐れがあります。

 

視力の低下

テレビの長時間視聴は近視を進行させる要因のひとつです。

目の疲労もドライアイの原因になります。

 

脳の発達に悪影響

テレビを見ている脳は「受動的」な状態となっています。

テレビを見ている脳は前頭葉が働かなくなってしまうことから幼児期はテレビの視聴は避けてください。

テレビを見た後は、戸外で遊んだり手先を使うような遊びをしたり、脳を「能動的」な状態に切り替えてあげましょう。

 

集中力がなくなり、落ち着きがなくなる

アメリカの小児科学会では

「乳幼児期にテレビを長く見ていた子どもほど集中力が欠如し、落ち着きがなく、注意欠陥障害になりやすい」と調査報告されています。

お子さまが集団生活を送り始めた時に苦労することになりますので、気をつけてあげてくださいね!

 

人見知りになる

テレビばかり見ていると話す機会も少なくなり、人見知りになってしまう可能性があります。

公園遊びなど積極的に取り入れて、家族以外の人や同世代の子どもと接する時間も増やしてあげましょう。

 

表情が乏しくなる。

現実の世界ではなくテレビの世界とばかり接していると「表情が乏しい子ども」に成長してしまいます。

 

疲労しやすくなる

体を動かす時間が短くなることや、液晶から出るブルーライトの影響で寝つきが悪くなったりすることで体力が低下し疲れやすくなります。

 

ブルーライト

紫外線が体に強い刺激を与えることはご存知の方も多いと思いますが、ブルライトはこの紫外線に近い色なので、同じように刺激が強く、目や脳だけではなく子どもの視力・睡眠にも様々な影響を与えます。

寝る前にブルーライトを浴びてしまうと、体は「これから活動を始めるんだ。」

と誤認をしてしまい、体内時計のズレを招きます。

ブルーライトをカットするフィルムなどもあるので軽減させたり、離れて見るようにさせるようにしてください。

 テレビ依存症かも?

チェック項目

●名前を呼んでも振り向かない。

●テレビを消すと嫌がる・怒る

●言葉が遅い。

●言葉が出ていても聞かれたことに対してトンチンカンな答えをする。

●一時もじっとしていられない。

●思い通りにならないとパニックを起こし頭突きをする。

●表情が乏しい。

●母親の顔に焦点が合わない。視線が合わない。

●コマーシャルの言葉しか言わない。

お子さまがテレビを見て得ることがあるのか考えてみてください。

せいぜい、おしゃべりをする年齢になってお友達との会話に合わせられるくらいではないでしょうか。

子どもの頃の大切な時間をテレビに費やすなんてもったいないと思いませんか?

テレビをつけたまま授乳や食事をとることで?

赤ちゃんはまだ集中力がないため、音や光のする方を気にします。

テレビをつけたまま授乳や食事を摂ることで消化不良を起こしたり、食べものの食感やにおいから得られる刺激が感じられなくなってしまいます。

その他、遊び飲み、ながら食べをさせないためにもテレビを消しましょう。

とは言っても現代社会においてテレビ・スマホなどに触れずに過ごすことは難しいですよね!

ルールを決めて、その範囲内で見ること・使うことにしてはいかがでしょうか?

 ●明るい部屋で離れて見る。

●テレビを見る時間を決める(1日1時間など)

●新しい番組を見る場合は、今見ているものを一つ減らす。

●つけっ放しにしない。

●距離を取って見る。

●食事中は消す。

●寝る前は見ない。(1時間前には消しましょう。)

●「このあとすぐ!」などの予告は見せない。

●やらないといけないことが終わってからでないと見せない。

 テレビを置く場所も一工夫

レビを子守り役にせず、息抜きや一家団欒のコミュニケーションツールとして考えてみましょう!

テレビを個室に置いてしまうと子どもと会話ができません。

どんな番組を見ているのかわからないので、リビングなど人の多い場所に置いてください。

幼児番組なども、お子さまだけに見せるのではなく、一緒に見て歌ったり踊ったりしてください。

映像を見ながら「あれは何かな?」「赤い洋服着ているね。」「これも同じ赤色だね!」などお話をしたり、「あれは〇〇だよ」「〇〇しているね。」など声掛けしてあげるのもいいですね。  天才児laboからのメッセージ

私たちの考えは、長時間テレビを見せることが子供の脳の成長にとって良くないと考えています。

平均ですが1才の子供で2分・2才の子供で3分・3才の子供で4分が集中できる時間です。

ならば1時間テレビを見続けている子供には、何がおきているのか?・・・・

考えると怖いことですね。

この先、お子さまは家族や身近な方たちとの生活だけでなく、幼稚園・保育園に入園し、小学校、中学校、高校、大学など、そして社会へ進んでいきます。

その中で、IQが高いことを意識されるお父さまお母さまは多いのですが、ステップを踏んで大きな集団生活へ進んでいくお子様にとって、IQが高いだけではうまくいかないことが多かれ少なかれ出てきます。

テレビ・DVD・スマホ・パソコンなどに多く触れて育ったお子さまは、前頭前野脳の発育が進みにくいこともあります。

つまり、物事を多面的に深く考えることが苦手になっていきます。

例えば、お友達をパチンと叩いてしまった時にお友達に対して感じる罪悪感が、

普通のお子さまが感じる半分以下になってしまうこともあります。

集団生活をする上で「何かあるとすぐ叩くんだよね。」

「話しかけても返事してくれないんだよね。」

「落ち着きがないんだよね。」

など、自分に対するマイナスイメージを知らず知らずのうちに人に与えてしまいます。

社会生活に調和できず、一番苦労するのはお子さま自身です。

そうならないためにも、幼児期はテレビなどに触れる時間は最小限にし、絵本の読み聞かせ・会話・音・五感の刺激をたくさんあたえてあげ、お子さまにたくさんの「言葉のシャワー」を浴びせ、優れた思考、優れたイメージ力、発想・想像力を育ててあげてください。

 

書籍紹介

「親だからできる...」の画像検索結果

親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育―子どもの魂の、夢見るような深みから(学陽書房)

 子育てを真剣に考える親たちならば、一度はシュタイナー教育という言葉に出くわしたことがあると思います。

幼児に対するテレビの項目について、天才児LABOのこれまでの経験と、シュタイナーの書籍に書かれている臨床実験結果は驚くほど似ています。

以下は書籍の要約です。

テレビは、大人にとっては情報源そして気晴らしとして大切なものでしょう。

けれども、子供は,大人と異なった発達段階にいるのです。

子供がテレビを見ているところを観察してみると

「子どもが何をしているのか」あるいは「何をしていないのか」が分かるでしょう。

子供は次にあげるようなことをしていません。

 

運動技能の練習、目と手の協調の練習、2つ以上の感覚を使用する、質問をする、探索をする、自発性を発揮する、挑戦される、問題を解決する、分析的に考える、想像力を使う、コミュニケーションの練習、創造的・建設的であること。

 

テレビは、「細切れのシーンが感覚的に繋がっていることが多く、長い時間に渡る集中力や論理的な思考力を養いません。」 ここにあげられたような能力の欠如は、学習障害の子供の特徴であると言っています。

 

学習障害は、最近増加している現象です。テレビがその唯一の原因だというわけではありませんが、私達の文化の中でテレビが大きな位置を占めるようになった1955年以降、学習障害が問題化しているという事実を見る必要があります。

 

ある研究によれば、変化する視点や画像を解釈する能力は、11歳ぐらいにならないと身に付かず、それよりも幼い子供は、最も良質な教育番組を見たとしても、基本的に内容を理解できないとのことです。

 

マリー・ウィンは著書「テレビという麻薬」において、「子供がテレビで何を見るかではなく、テレビを見ること自体が子供にとって害なのです」と強調しています。

 

テレビを見ることによって、右脳と左脳がバランスの取れた形で発達できなくなるというのです。

 

左脳は言語的、合理的思考をコントロールします。

テレビ視聴者はイメージの洪水にさらされ、その中では考える必要がなく、あるいは考える時間さえないからです。

この書籍の最大の主張は下記です。

 

『10歳あるいは11歳より前に、子供のテレビ視聴時間を厳しく制限することは、恐らくあなたが子供に贈ることのできる最大の贈り物の1つです』