親子でお風呂を楽しもう!

寒い季節になると、帰宅後の入浴タイムが何より楽しみという方も多いのではないでしょうか?

お風呂に入ると、1日の汚れも落ちますし、汗をかいていれば汗を流すこともできますから、子どもも大人もできるだけ入りたいものです。

特に子どもがいる家庭では、ゆっくり温まりながら入ることのできるこの季節のお風呂タイムは親子でののんびりおしゃべりをする、眠る前の大切なコミュニケーションの時間の1つですよね!のお風呂のよいところ

1 温まるからよく眠れる

まず、お風呂は体を芯から温めることができますから寝つきがよくなり、なかなか湯冷めしづらいという特徴があります。

冬の寒い夜、子どもは大人よりも体が小さいので、熱が逃げやすく、すぐに体が冷えてしまいます。

ですから、体を芯から温めるということは熱を逃がさず、温かいまま眠りにつくことができます。

2 冬の汗は臭い!?

子どもは大人よりも代謝がいいので、少し動いただけでも汗をかきます。

冬の汗は夏の汗より、ベタベタして、匂いがきついのでしっかり洗わないと体臭の原因になります。

冬こそ汗を流すことが大事なのです。

湯船にゆっくりつかることで、寒さで閉じた毛穴をしっかり開き、匂いの原因や老廃物を洗い流すことができます。

3 血行促進で免疫力アップ!

寒さで閉じるのは毛穴だけではなく血管も同じ。

特に運動する習慣のない人は、1日中血管が狭くなって血流が悪くなっているので1日1回のお風呂でしっかり温め、血行をよくして、硬くなった筋肉をほぐしてあげましょう。

血行と代謝をよくすることで、免疫力も上がり、病気に強くなります。

中には面倒くさいから1年中シャワーで済ませるかもしれませんが、シャワーは体の表面しか温めることができないので、湯船に浸かることをおすすめします。

4 お風呂場で冷えない?

寒いお風呂場でかえって冷えてしまう心配もあるかもしれません。

そんな時は、浴室暖房を使うか、浴室暖房がない場合はシャワーで湯船にお湯を張ると蒸気がよく室内に蔓延しますから温かい環境でお風呂に入ることができます。

お風呂に入る直前に床をシャワーのお湯で温めておけば足元から暖かさをキープすることができます。

5 湯冷めしない工夫

タオルや着替えはお風呂から上がったらすぐに取れるような所に置いておき、自身はバスローブなどを羽織って、子どもの水気をすぐにふき取って着替えさせられるようにしておきましょう。

靴下などはかせる親御さんもいますが、足元はまだ温かいので靴下をはかせると嫌がる子どもも多いです。

後は、衣類や寝具で調整するようにし、お風呂で得た熱を逃がさないようにしてみてください。

【1人でお風呂に入れるママはどうしたらいいの?】

●1~3カ月頃の赤ちゃん

まだ、寝返りをしたり、自分で動いたりできない月齢なので、脱衣所にバスタオルなどを敷いたり、ラックチェアに寝かせたりしておいて、ママが先に入って脱衣所で待っていてもらう方法です。

そして、寒くなければ扉を開けたまま自分を洗います。

扉を開けたままにしておけばお互い顔が見られるので安心できますね。

自分を洗い終わったら、子どもを裸ん坊にして洗います。

●座ることのできる月齢の赤ちゃん

ママと子どもが一緒にお風呂に入り、ママが洗っている間はバスチェアなどに座らせて、子どもに待っていてもらう方法です。

●立つことができる月齢の赤ちゃん

ママが洗っている間、浴室で赤ちゃんには待っていてもらうというのもいいでしょう。

一人で立っていることができる子どもであれば、遊びながら待たせておくことも可能です。

●ママが一人でお風呂に入る

子どもを入れるだけのお風呂を済ませて、ママは一人でお風呂に入る方法です。

バタバタしてしまうお風呂も一人ならしっかりはいれますよね。

座れない時期は子どもだけ洗って、ママは夜寝かしつけ後や、お昼寝中など子どもが寝てからもう1度入りましょう。

その際、湯船のお湯を半分くらいにしておいて、ママが入る時に残りを入れるなどもいいでしょう。

●お風呂から上がったら

子どもを先に服を着させる。

赤ちゃんを連れてお風呂から上がったら、バスタオルでくるみ、素早く自分の体を拭き、バスロープを羽織ったり、簡単に着れる服を着ます。

【浴育】

最近は子どもをお風呂に入れるのはパパという家庭も多いという声も聞きます。

「浴育」ということばでも注目を浴びていますが、ママがメインでしている食事やオムツ替えよりも、入浴はパパが気軽に参加しやすいようです。

将来的に子どもが1人で入れるようになる入浴方法を教えるだけではなく、浴育では親子で一緒に遊びや勉強をしたり、今日1日の出来事を話したりといった、入浴を通じてコミュニケーションの場ととらえています。

ある企業がおこなった調査によると、1回に20分以上パパとお風呂に入っている子どもに「友達が多い」「礼儀正しい」「家族にやさしい」「思いやりがある」など、好影響があることがわかったそうです。

すぐにでも実践したいパパとのお風呂タイムですが、パパがやりがちな気をつけたいポイント5つをぜひ覚えておいてください。

1 熱いお湯に肩まで浸からせる

浴育ではおへそくらいまで、ぬるめの温度のお湯にゆっくりと浸かることをおすすめしています。

身体の芯まで温め、長い時間入るには、38~40℃くらいが適温です。

また、肩まで浸かると水圧が大きく、のぼせやすく、体への負担が大きくなります。

おへそくらいまでつかれば十分子どもが温まることをママからパパに教えてあげましょう。

人間形成にも良い影響のある浴育なので、長く入るためにも半身浴しながら今日一日の出来事などを子どもに聞いて、会話を楽しむのもいいですね。

2 食後すぐにお風呂に入る

食後は食物の消化を行うために、胃腸に血液を集める必要があります。

食後すぐに入浴すると、血液が全身に巡ってしまい、胃腸に血液が集まらず、消化不良の原因となります。

食後30分は入浴を控えましょう。

3 お風呂に入った後にすぐに食事

ママが食事の支度をしている間に入る場合は、入浴後から食事の時間に注意しましょう。

入浴後は全身に血が巡っているため、すぐに食事をとると胃腸に血液が集まらず、消化不良の原因となります。

食前30分は入浴を控えましょう。

4 ゴシゴシ洗う

子どもの表皮は大人の半分と薄く、とってもデリケート。

ついパパの力でゴシゴシ洗いがちです。

これからの季節、子どもの表皮を乾燥から守るには皮膚を洗いすぎない。こすらないことが大切です。

ネットなどで細かい泡を作り、泡でなでるように洗うようにしましょう。

5 ゴシゴシ拭く、保湿剤をつけない

入浴後もタオルでゴシゴシ拭くのはデリケートな子どもの肌を傷つけます。

柔らかいタオルで、優しく水分を取りましょう。

そして、入浴後5分以内に保湿剤を塗ってあげましょう。

バリア機能を高めるためにも冬は朝と夜に保湿剤を塗った方が効果的です。

●ママができること
せっかくパパが子どもと入浴する気になっていても、間違った浴育のせいで子どもが乾燥肌になってしまったり、消化不良でお腹を痛めては困ります。

子どもの体を洗うシャンプーやボディシャンプー、泡立てネットなどママが用意した入浴グッズをパパに事前に教えてあげましょう。

押すだけで濃密な泡が出てくるボディソープなどパパの負担が軽くなるグッズを選んであげることも大切です。

「入浴後のケアはママが担当」のほうがパパにとってはハードルが低くなり、浴育に参加しやすいかもしれませんね。

ママとはよく話す子どもも、日常の中ではパパとはちょっとした話をする機会は少ないはず。

ぜひ、パパに浴育の大切さを伝えて、パパと子どもが話す機会を増やしてあげてはいかがでしょうか。

【おすすめ絵本】

おふろやさん(福音館書店)

 

 

 

 

 

 

おふろごっこ(佼成出版社)

 

 

 

 

 

【毎日お風呂に入らなければ親失格?】
子どもをお風呂に入れるのは、本当に一苦労です。

それでも「毎日お風呂に入らなければならない!」と強迫観念のように思っていませんか?

子どもに清潔感を身につけてもらうには、日々のお風呂はとても重要ですが、親が体調不良で辛い時も無理をしてお風呂に入っているのであれば、少し肩の力を抜きお休みしてませんか?

どう見ても子どもが汚れていたり、何日もお風呂に入らないのは論外として、たった1日、お風呂に入らない日があっても、それは悪い親なんかではありません。

むしろ、これから何十年と続く子育ての中、どこかで息抜きしなければ、親の方が疲れてしまいます。

子どもには、小さいうちからあらゆる習慣を身につけさせることも大切ですが、毎日スケジュール通りに動くことは難しいですよね。

お風呂も同じです。

絶対毎日入らなければ、子どもにとって悪い影響だなんてことはありません。

時々は手を抜くことも必要です!