頭のよい子の家には、なぜホワイトボードがあるのか?

こんにちは。所長です。

最近、この本を読みました。

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タイトルの割には、ホワイトボードの話しがあまり書いてなくて、家での躾の重要性に主眼が置かれた本でした。

私が、この「ホワイトボード」というタイトルに惹かれたのは、愛知県のある企業を思い出したからでした。

社員が発明しての特許出願率上位、月曜日は仕事を止めて社員全員が物理学の勉強会、社是がニュートンの法則「F=ma」

『不思議な会社』と異名をとる名南製作所。

社員全員が物理学を活かして機械製作をしているということです。

この会社の徹底しているのが、社員が頭の中で思いついた数式やアイディアを忘れずすぐに書き留めることができるように、会社の廊下や事務所の至る所にホワイトボードがあるということなのです。

【知識の集約で答えがだせるわけではない】

我々が、天才児研究所で行っている研究のうち「本当の賢さとはなにか?」

という命題があります。

具体的には人が未知の問題に対して、どうやって適切な回答を出せるようになっていくのか?

その思考回路プロセスを解明していってる訳ですが、どうも脳の中への知識の積み重ねだけではこの思考回路ができないみたいなのです。

確かに、知識が増えれば、選択肢が増えるし、判断材料も増えるんだから、「なんか良さそう!」「可能性が広がりそう!」という様に見えるかもしれません。

ですが、それこそが落とし穴になったりするわけです。

どういうことかというと、知識の『インプット→アウトプット』

の関係だけでは『1対1』対応の関係性でしか効果が発揮できないみたいなのです。

よって、この「知識を蓄積する」という行為だけで、現実のすべての場面で「答えにつながった!」という状況にもっていくためには、ありとあらゆる世の中にある膨大な量の知識を詰め込まなければいけないことになります。

そんなことは物理的に不可能ですし、そんなことしなくてもスイスイ問題に対処している人も世の中にたくさんいるのだから、蓄積した知識を現実の問題に対する答えや方針として体現化するには、何かもうひとつ、別の重要な行為が必要不可欠となってくると考えられるわけです。【頭の中で、知識と知識を結びつけるもの】

頭の中で個別に断片的な状態にある蓄積された知識を統合するにはどうすればよいのか?言い換えれば、知識と知識を大きな幹でつなげるには、どうすればよいのか?

ここで云う「幹をつなげる」行為とは、根本となる原理(つながりや構造)を見出すことです。

これは、自然の摂理に代表される生物進化、歴史、社会構造、意識潮流、物理法則など普遍性のあるものから事実を追求していくというスタンスだと言うこともできます。

これが核となり幹となることで、脳の中にそのような『思考回路』が作り上げられ、現実問題に直面した時の方針、答え、可能性を導き出す原動力へとつなげることができるのだと我々は考えております。【家にホワイトボードがある子どもが頭がよくなる。のは必然?】

『思考回路』が、知識と知識を大きな幹でつなげる作業で構築されるのだとすると、前にも述べた名南製作所のように、思いついたらすぐに書いてみて、それを自分で見て、また違う角度から考えてみたりする。

こういったプロセスこそが思考回路を作るうえで、最も効果的なのではないか?

と思れるわけです。

実際にこの会社は社員からの特許出願率が高いわけですから。家に、子供が書ける位置にホワイトボードを置いておくと、子供は毎日なにかそこに書くようになります。

それが絵なのか文字なのかわからないけど、とりあえず頭に思い浮かんだことを書きます。

それを見ながら親がコメントしてあげたり、自分でまた修正して書いたりを繰り返すと、先に述べた『思考回路』構築の訓練を知らず知らずのうちに行っていることになります。

と、難しい理論的なものを述べてきましたが、話しは実は単純で、人は脳の中から「何か」をアウトプットすれば賢くなるのです。

テレビを見すぎると何が悪いのか?その単純な理由は、テレビから一方的に情報が流れてきて、見ている人はそれをただ受け止めるだけなので、コミュニケーション能力が抑制されてしまうからなのです。ホワイトボードに限らず、何か自分の考えを書いてアウトプットする回数が多ければ、おのずと頭がよくなっていくのではないでしょうか?

まあ、一般的に周囲を見渡しても思考回路が発達しているような頭のいい人は、日常的にメモを取っていたり、なにか書いていたりしますよね。

みなさんも、一度、試してみてはどうでしょうか?