天才laboの考える「夏の元気なすごしかた」後編

早寝早起

夏は暑くて過ごしにくいという面もありますが、早寝早起の習慣を作るにはよい季節です。

夏は、日が出る時間も早く、暑くなると気持ちよく寝ていることもできません。ですので、夜更かしの習慣がついてしまったご家庭ではぜひ夏に生活リズムを整えてください

本来、人間は太陽が出ている時間に動いて、日が落ちている時間に休息を取り、体内時計をリセットするようにできています。ですから、夜に起きているとホルモンの分泌のバランスが崩れてしまい、自律神経の働きが乱れます。

 

自律神経・ホルモンバランスの乱れによるデメリット

自律神経の働きが乱れると、体温の調節機能や腸の働きが低下し、便秘がちになったり、頭痛が起きやすくなります。

成長に必要なホルモンは、夜の睡眠時に分泌されるため、しっかり良い睡眠を取らないと体の発育、脳や心の発育にも悪影響を与えかねません。

夜更かしは学齢期の子供の問題行動の一因ともいわれています。

夜更かしによる寝不足は、疲労感、イライラなどを起こします。

 

生後4~5ヵ月頃から、昼夜の区別がつくようになります。

夜にまとまって寝るようになります。

8時、遅くても9時には「〇時だから寝ようね!」と声をかけ、布団に入るようにしましょう。そうすれば、喉の渇きや暑さなどで、朝、自然と目が覚め、早起きの習慣もついてきます。

夜の光は体内時計と実際の時間のズレを大きくし、生活リズムを崩します。

夜の光はメラトニンを出しにくくするので気をつけましょう。

 

 海水浴

 

海水浴はいつから?】

おすわりができたら。(基本的には赤ちゃんの様子を見て、無理をしないように!)

体が小さいため、大人に比べるととても早く体が冷えてしまうので、長い時間海水に浸からせるのは控えましょう。

お座りが出来る様になると、砂浜で砂遊びなどをするだけでも楽しめます。

大人にとってはあまり気に止めないような海風、磯の香り、砂の感触など、赤ちゃんにとっては五感の刺激をする魅力的なものが海にはたくさんあります

 

海に入る際の注意点

体温のチェック

傷口のチェック

紫外線の強い時間帯は避ける

日焼け対策(2時間に1度はすること)

熱中症対策

食後、すぐには海に入れない。(食後30分以上経ってから)

砂や海藻を口に入れないように気をつける。

海から上がったら、お昼寝や休息を取る。

歩ける赤ちゃんにはサンダルを履かせる。

海水を目や口、傷口に入れない。

海水に浸かるのは、1回約5分程度で。

 

 プール

 

【プールでの水遊びはいつから?】

ビニールプール・・・おすわりのできる7ヵ月頃から

公共のプール・・・オムツが取れる3歳が目安。それ以前でも入れますが、水遊びパンツが衛生面でNGのプールがあるので、事前に確認が必要です。

(ウンチをしてしまい、プールの水を全部交換の場合もあるので。)

 

溺れるほどの深さではないからと、赤ちゃんから目を離したりしないように!

10cmほどの深さでも赤ちゃんは溺れてしまいます。

 

プール遊びに適した気温・水温

気温25度以上の風のない日

水温25~30度くらい

 

海水浴・プール遊び、どちらも水分補給は忘れずに!!

 

 冷え対策

【冷えは夏でも起こります。「冷え」の状態とは?】

上半身の温かさに対して、相対的に下半身が冷えること。

体の表面より内部の体温が低い状態。                                         

 

【涼をとる時に気をつけなければいけないこと】

体を中から冷やさない。

長時間冷やさない。

暑いからと冷房のかかった室内ばかりにいない。

暑いからと冷たいものばかり口にしない。

 

 

夏でも冷えを招き、健康を害する原因になります。

皮膚を冷やすと、すぐに肺や腸や鼻、喉、膀胱の働きが悪くなります。赤ちゃんは手足を冷たくしておくだけで、緑の便が出たり、アトピーにもなることがあります。

 

妊娠中、冷たいもの中毒だったお母さんの子は、胎児の時に抗原性(抗体を誘導する物質)のあるタンパク質で体が作られてしまうので、母乳で育てても、アトピーになる可能性が高くなります。

母乳で育てているお母さんが冷たいものを飲むと、5分後にはバイ菌や抗原性のある苦い母乳が出ます。

苦い母乳を飲んだ赤ちゃんはアトピーや低体温になりやすく、不機嫌なことが多くなり手足も冷たいです。

 

【冷えになると…】

身体全体がだるくなる。

胃腸が弱い人は食欲不振になったり下痢をする。

比較的健康な人は、お腹が張って、大便をしてもまだお腹に残っているような不快感が出る。

頭痛を起こしやすくなる。

お腹の循環が悪くなって、下大動脈の流れが悪くなるため足がつりやすくなる。

腹痛を起こしやすくなる。

 

【夏バテの原因は「冷え」から!】

汗をかいてすぐに拭かずにクーラーのきいた涼しい部屋などへ入ると、体が冷えてしまいますので、濡れタオルなどで拭いてから涼しいところへ入ってください。

クーラーの冷気が直接当たるのもよくないので、扇風機などで首を振り、空気を循環させてください。

睡眠時、エアコンなどをかけて寝る時は、腹巻きを巻いてお腹を温め、靴下を履いて冷やさないように心がけてください。

 

 

おすすめ絵本

にんじゃサンタのなつまつり(PHP研究所)

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 天才laboからのメッセージ

今の子どもには、自然体験が不足してきています。ここ数十年で、子どもの1日の過ごし方が変わってきました。

 

なかでも大きく変わったのが『体を動かさない』『人と触れあわない』『話さない』という3つの要素です。この3つの要素が少なくなったことで、日常の遊びのなかで得られる“学びの場”がなくなっていると指摘されています。

 

最近はテレビやゲームなど、屋内で遊べるものが充実しているので家の中にいても退屈しません。

 

その結果、外で遊ぶことも少なくなり、成長に必要なさまざまな経験が昔に比べて不足しているのです。

 

自然体験が足りないと、子どもはどうなるのか?環境先進国・スウェーデンの大学教授は、こんな分析をしています。

 

世界的にデジタルの波が押し寄せた1980年代以降、ゲーム、ビデオ、パソコンなど、子どもたちが外へ出なくても楽しめるものが急増します。

 

んな環境のなか、外で泥だらけになって遊ぶことがないまま、大人になっていった30歳までの人たちを対象に統計をとってみると、他者との関わり合いが非常に苦手で、相手を認めることをせず、争いばかり起こす大人が圧倒的に多くなったそうです。

 

そのほかに、食べ物の味がわからない、屋外では生理的な用が足せない、鶏肉は工場で生産されていると真剣に信じている人もいたそうです。

 

また、キャベツとレタスの違いが判らない若者が増えたという、ちょっと笑えない話も聞かれます。

 

自然体験の機会が少なくなると、美しいものを見ても美しいと感じる心が育たないということも懸念されています。

 

美しいと感じる心は、生まれた時から当たり前のように身に付いているものではなく、親やまわりの人との自然体験で学習したりして獲得してゆく感情なのです。

 

近い将来、初日の出をみて美しいと感じる日本人がいなくなってしまう、なんてことが起きるかもしれません。

 

くの自然体験活動をした子どもほど『体力に自信がある』『得意な教科の数が多い』『環境問題に関心がある』『課題解決能力や豊かな人間性など“生きる力”がある』ということがわかっています。

 

刺激がたくさんある自然のなかで、新しい体験を通して、一人ひとりが主体性を持ち、生きていることの喜びを実感できるようになるのです。

 

小さい子供を連れて外に出るのは親にとっては大変なことですが、ぜひ、今年の夏は子供と一緒に、海やプールにチャレンジしてみてください。